osu!は、そのスピード感とリズム感を活かしたゲームプレイで世界中に多くのファンを持つ人気のリズムゲームです。
プレイスタイルもさまざまで、特に注目したいのが「キーボード+ペンタブレット」というスタイル。
これを採用するプレイヤーは、ゲーム内での精密なポインター操作を求め、ペンタブを使ってその動きを追求しています。
もちろん、他にも「キーボード+マウス」のスタイルを選ぶ人もいますが、osu!の上級者たちの多くが「キーボード+ペンタブレット」で高精度のプレイを実現しています。
ペンタブを使用する最大のメリットは、その正確さと繊細な操作性。
ゲームにおける細かいポインター操作を格段に向上させるため、トッププレイヤーたちがこだわるのも納得です。
「ペンタブは絵を描くために使うものでは?」と思うかもしれませんが、実はosu!プレイヤーたちにとって、ペンタブはその精度と速さが勝負を決める重要なツールになっています。
また、ペンタブはosu!だけでなく、イラスト制作やデザインなど、さまざまな用途にも使えるため、非常にコストパフォーマンスの高いアイテムと言えます。
そこで今回は、osu!をプレイする際に特におすすめのペンタブを厳選して紹介します。
初心者にも安心して使えるモデルをピックアップしたので、これからosu!を本格的にプレイしたい方は必見です!

今回の記事では「OSU!をプレイするならこれ」と言えるペンタブを解説していくよ!
OSU!って何?
「osu!」は、世界中で愛されている無料のPC音楽ゲームで、リズムゲームの一つです。
このゲームは、2007年にオーストラリアの開発者であるpeppy(ペッピー)によって作られ、今でも定期的にアップデートされています。
ゲームの基本ルールは、音楽に合わせて画面に表示される「ノーツ」をタイミングよくクリックやドラッグすることで、精度よく音楽を演奏することです。
osu!はシンプルながらも深いゲームプレイを提供しており、初心者でも気軽に始められますが、上級者向けの高難易度譜面も豊富に揃っています。
また、ゲーム自体は非常に軽量で、PCの性能に大きな負担をかけず、低スペックのPCでもスムーズに動作するため、誰でも気軽に楽しめます。
Wacom CTL-472

Wacom CTL-472は、osu!をプレイするために非常に適したペンタブレットです。
日本の信頼できる企業Wacom製で、無駄な機能が省かれているため、価格が抑えめでありながらも、性能は十分すぎるほど高いのが特徴です。
このペンタブを選ぶ理由は、他のモデルと比べて明確です。
osu!をプレイする際、必要なのはシンプルで使いやすいペンタブレットだけであり、Wacom CTL-472はその要件を完璧に満たしています。
サイズ感もosu!プレイに最適で、精密な操作をサポートしてくれます。
実際に、筆者もWacomの他の機種(CTL-4100)を4年以上使用しており、今も現役でバリバリ活躍中です。
また、Wacom CTL-472は、すでにペンタブレットを持っている場合でも、特に買い替えを検討する必要はないほど、十分に高性能です。
osu!においては、機種間で大きな違いが出ることは少なく、どのWacom製ペンタブレットを使っても、十分なパフォーマンスを発揮します。
さらに、アマゾン限定で特典としてCLIP STUDIO用のカスタムブラシデータが提供される点も魅力です。
この特典を活用すれば、イラスト制作やデザインにも便利です。
シンプルで高性能、無駄のないデザイン。これがWacom CTL-472の大きな魅力です。
他の選択肢に迷っているなら、これを選んで間違いはありません。

OSU!のペンタブに悩んでいる方はWacom CTL-472を買えば間違いない!
Wacom CTL-472を使用する選手
選手名 | ペンタブ | キーボード |
---|---|---|
mrekk | Wacom CTL-472 | Wooting 60HE |
Akolibed | Wacom CTL-472 | DrunkDeerG65 |
lifeline | Wacom CTL-472 | Wooting 60HE |
aimbotcone | Wacom CTL-472 | Wooting 60HE |
aknzx | Wacom CTL-472 | Wooting 60HE |

トッププレイヤーの多くがWacom CTL-472を愛用しているよ!
ドライバの導入
ペンタブレットをPCに接続して使用するためには、ドライバーと呼ばれるソフトが必要になります。
Wacomなどのメーカーから提供されている公式ドライバーもありますが、osu!に最適化されたドライバーとして「OpenTabletDriver」が存在します。
OpenTabletDriverは、ペンタブレットをより直感的に、そしてレスポンス良く使用するためのドライバーです。
公式ドライバーは、絵を描くために「線をきれいに引ける」ように補正がかかっており、多少の遅延やブレが発生することがあります。
しかし、OpenTabletDriverでは、遅延のない素の入力をそのまま反映してくれるため、osu!のようなリズムゲームで精密な操作が可能になります。
導入・設定方法
既存のドライバーのアンインストール
他のドライバーがインストールされている場合は、先にアンインストールしておきましょう。
必要なソフトのインストール
OpenTabletDriverを使用するためには、まず「.NET 6 Desktop Runtime」が必要です。公式サイトから手順に従ってインストールしてください。
OpenTabletDriverのダウンロード
次に、OpenTabletDriverのzipファイルをダウンロードし、適当な場所に解凍します。
その後、「OpenTabletDriver.UX.Wpf.exe」を開くと、設定画面が表示されます。
設定画面での設定
- Display(ディスプレイ): カーソルが動ける画面範囲を選択します。使用しているモニターを選べばOKです。
- Tablet(タブレット): ペンタブレットの範囲を設定します。幅(Width)、高さ(Height)、位置(X/Y)、回転(Rotation)などを調整できます。「Lock aspect ratio」にチェックを入れると、モニターの縦横比で固定されます。
- Mode(モード): 基本的には「Relative」を選択するのが一般的です。これで、ペンタブを浮かせてもカーソルの位置が変わらなくなります。
- Pen Settings(ペン設定): ペンに付いているボタンの割り当てを設定できますが、誤操作を防ぐためにボタンを無効にするのがおすすめです。
設定が終わったら、「Save」と「Apply」をクリックして適用します。
感度や範囲の設定
ペンタブの範囲は個人の好みによりますが、平均的には幅70mm前後が多いようです。
また、横幅を縮めて、ほぼ正方形の範囲にする人もいます。特に、手を横に動かす方が縦に動かすよりも楽なため、横幅を調整してみてください。
有名なプレイヤーがどんな範囲でプレイしているかを参考にするのも一つの手です。
Twitchなどで「!area」と入力すると、プレイヤーの設定範囲が見ることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
フィルターの設定
遅延を入れたり、震えを抑えたりするためのフィルターも設定できます。
設定方法は以下の通りです。
Hawku Filtersのインストール
「Filters」タブから「Open Plugin Manager」を選び、そこから「Hawku Filters」をインストールします。
フィルター設定
- Latency(遅延): 数字が大きいほどカーソルの動きに遅延が入ります。
- Frequency(頻度): カーソルがどれくらいの頻度で動くかを設定します。基本的には1000Hzが推奨されます。
- Buffer(バッファ): 数字を大きくするほど、震えが抑えられます。
- Distance Threshold(距離閾値): 入力した距離までのブレを「震え」として認識し、抑制します。
自分はフィルターなしでプレイしていますが、ペンタブの範囲が狭い場合や、震えが気になる場合にはフィルターを活用してみてください。
OpenTabletDriverを使うことで、osu!をより快適にプレイするためのカスタマイズが可能になります。
自分にぴったりの設定を見つけて、精密な操作を手に入れましょう!
まとめ
osu!をより快適にプレイするためには、ペンタブレットの選択とその設定が重要です。
特に、Wacom CTL-472はシンプルで高性能なペンタブレットであり、初心者から上級者まで幅広いプレイヤーに支持されています。
多くのトッププレイヤーがこのモデルを使用しており、その精度の高さはosu!での高精度な操作に最適です。
また、ペンタブレットを使用する際にはOpenTabletDriverの導入が重要です。
これにより、公式ドライバーでの遅延を避け、osu!のようなリズムゲームにおいて精密で反応の良い操作が可能になります。
設定やフィルターを自分のプレイスタイルに合わせてカスタマイズすることで、さらに快適なプレイ環境を作り出せます。
ペンタブレットとドライバーの設定をしっかりと行うことで、osu!のゲームプレイを一層楽しむことができ、精度を求めるプレイヤーにとっては欠かせないツールとなります。
これからosu!を本格的にプレイしたい方や、もっと上達したいと考えている方にとって、Wacom CTL-472とOpenTabletDriverの組み合わせは、最適な選択肢です。
自分に合った設定を見つけ、最高のプレイを目指して、ぜひ挑戦してみてください!
コメント